2015年11 月 25 日(水)18:30~20:30、工学院大学新宿キャンパスにて、『建築を保存する本01 工学院大学八王子図書館/武藤章』の出版を祝う会を開催しました。本の詳細はこちらの書籍に関するページをご覧ください。
2015年10月に、36年間みなさまに愛されてきた工学院大学八王子図書館が解体されました。建築学部同窓会では故武藤章先生が設計された図書館の保存を強く訴えてきましたが、様々な理由によって解体を阻止できない現実を直視し、改めて建築の記録と保存の方法を模索する中で「建築を保存する本」を発刊いたしました。ファカルティークラブに武藤敦子さんと武藤かおりさんをお迎えし、武藤章研究室の卒業生および大学と図書館に関わる56名が集いました。後藤治先生は「建築を書籍として保存する新たな在り方です」と述べられ、武藤先生のご長女である武藤かおりさんは、「父は建築を残すことにはこだわらないほうだと思いますが、本が出てきっと嬉しいと思います」とコメントを下さり、武藤章研究室一級建築士事務所で図書館の設計から現場管理までを担当された吉田和久氏は、当時の思い出をスピーチして下さいました。
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